旅先で本屋さんに行くことが好きなことの1つです。
ずっと気になっていたこの街の落ち着いた感じの本屋さん。
やっとゆっくり訪ねて来ました。
その本屋さんはメキシコ政府の運営によるお店とのことで
メキシコ全体に点在してあるんだそうです。
あまり本を読んでいる人に出会っていなくて、
政府運営にしないと難しいのかなぁと思いつつ。
本屋さんには
装丁の素敵な本がたくさんあって
(本当にスペイン語がわからないことが残念で仕方ありません)
メキシコの植物に関する本と可愛いイラストの絵本を手にしてみました。
それから、画像にある「ディエゴ・リベラ」の絵がカバーになっているノート。
本屋のお兄さんが英語を喋れる人で
このノートを手にしたことで
ディエゴのことと、その流れで『フリーダ・カーロ』の話になり
この田舎町にフリーダが3ヶ月ほど滞在していたことや、
ジュエリー・デザイナーを資金面で大きくサポートしていた話を
教えてもらいました。
(フリーダの有名なお洒落な装いからも想像がつきやすいですよね)
「この街にフリーダが滞在していたことなんて誰も話題にしないからな〜この街の人は」
なんて笑いながら教えてくれる本屋のお兄さん。
貴重な情報を聞けて、思いがけなずうれしい・大満足の時間となりました。
メキシコの紙幣で、面はディエゴで裏がフリーダのお金があって
芸術家がお金の顔になっていること
それだけこの二人はみんなに支持されているんだなぁと
最初に見たときの驚きも思い出しました。