7/20(水)から伊勢丹新宿店でスタートするイベント
「Circle of pieces -プティローブノアーからつながるコトゴト」。
本日から3回にわたり、アイテムの詳しい紹介をさせていただきます。
このイベントに向けてものづくりをスタートしたのは昨年の夏。
プティだからできること、プティにしかできないことをテーマに
お客さまに新しい角度でプティを感じていただきたいという思いから
今回のイベントの計画がはじまりました。
ブランドの普遍的なテーマでもある「古いものと新しいものをつなぐ」という考え。
相反するものが両者を支え合うように、それぞれを活かしながら新しいものづくりに挑戦しました。
最初に掲げたキーワードは、阿部の出身地でもあり
今までも、わたしたちのものづくりを支えてもらっている新潟でのものづくり。
自然があふれ、歴史的な地場産業や文化のいきた土地でありながら
現代アートによる地域づくりが多くの交流を生み、地域社会が活性化された新潟。
そんな新潟でのものづくりを想像していく中で
どんどん人と人とがつながり、共鳴し、すてきな5つのアイテムが生まれました。
【G.F.G.S.さんのボーダートップス】
2015AWに制作したラメボーダーではじめてのコラボレーションを行ったG.F.G.S.さん。
今回は、阿部が愛用しているG.F.G.S.さんのボーダーと同じパターンで
Circle of pieces のカラーテーマでもあるネイビーを使用した1着をおつくりいただきました。
小柳さんから紡ぎだされるボーダーのリズムのように
規則正しくトクトクとブレない言葉の数々をうかがっていると
「早くこのボーダーに腕を通したい!」とワクワクしてきます。
“G.F.G.S.=Good Feel, Good Style.” “心が動くことを、私たちらしいやり方で。”
というブランドの掲げるメッセージもすてきですよね。
G.F.G.S.さんのLAB.2にて。音楽がものづくりの基盤にあるという小柳さんらしいロックな空間。
小柳さんのつくりだす空気感で、思わずみんな笑顔に。
▲G.F.G.S. ボーダートップス ¥17,280(税込価格)
【スペック染めのKIKIドレスと傘】
今回、織物の歴史のある新潟の中でも、新しい染色技術のひとつであるスペック染めが阿部の目にとまりました。
以前、YOSHIYOのコレクションで小千谷紬の古い着物生地を使用したことがあり
そこにも「古いものと新しいものをつなぐ」という考えがいきています。
スペック染めは、自然なかすれた風合いが出て、奥行きのある表情を持つことが特徴のひとつ。
阿部がストライプの色のコンビネーションを選びました。
その新潟特有の素材を使用し、プティ定番のKIKIドレスと
高級洋傘メーカー前原光榮商店のご協力により、雨傘を制作しました。
KIKIドレスの丈はロングとミニの2種類。
ロングの裾からそのぞくフリルは、ブラックとホワイトの2色よりお選びいただけます。
ミニのフリルはホワイトのみ。
そして前原光榮商店さんのオリジナル傘をベースにアレンジした、プティオリジナル雨傘。
スリムなフォルムにゴールドのパーツをそえて、上品なレディのイメージ。
スペック生地の外袋と、ハンドルにはプティのタッセルをつけました。
【ツバメコーヒーさんのドリップバッグ】
阿部はコーヒーが好きです。
ミーティングのとき、ランチのとき、ちょっとしたおしゃべりをするとき
いつもコーヒーを飲んでいます。
そしてどうやら燕市にすてきなコーヒーショップがあるとのうわさを耳にしました。
お店のロゴや店構え、お店をスタートしたストーリー
見れば見るほどツバメコーヒーさんに興味津々になっていきました。
ぜひこちらもご覧ください > http://tsubamecoffee.com/
ここでも、人のつながりからオーナーさんをご紹介いただけることになり
プティのオリジナルブレンドをおつくりいただくお願いをさせていただきました。
阿部の好みの飲み口と、プティのブランドイメージをかけあわせた
– あたたかみとほろ苦さの奥にある光沢感 – がテーマの
プティローブノアーオリジナルブレンドが完成しました。
▲ツバメコーヒー ドリップバッグ(3つセット) ¥756(税込価格)
パッケージに使用したイラストは、今回のイベントのためにイラストレーターさんに描いていただきました。
イラストとイラストレーターさんの詳細は、また明日ご紹介しますね。どうぞお楽しみに。
【鎚起銅器職人 渡辺和也さん】
新潟の地場産業との協働を考える中で、阿部がこだわったもの。
それは、ひとつひとつが手作業で、職人の手のぬくもりを感じられるもの。
新潟の地場産業の中でも世界有数の金属加工産地として有名な燕市。
中でも鎚起銅器の製法は、伝統工芸に指定されています。
ここでもまた、人のつながりから、鎚起銅器職人の渡辺和也さんに出会うことができました。
まん丸ではなく、阿部のフリーハンドで描く円をたよりに
大小2サイズ、ブランドのテーマカラーであるゴールドとシルバーで
ジュエリートレイをおつくりいただきました。
イラストを見て、刻印の大きさを決める渡辺和也さん。
刻印をする時の「カーン!」という音の響きがしばらく耳から離れませんでした。
▲渡辺和也さんのアクセサリートレイ 大:¥12,960(税込価格) 小:¥11,880(税込価格)
今回のイベントの切り口として大きなキーワードとなった新潟でのものづくり。
顔の見える作り手との対話の中からアイテムが生み出されるライブ感を
少しでもみなさまに感じていただけたらと思います。
関わってくださったすべてのみなさまに感謝して。
petite robe noire スタッフ 中森
母校近くの田んぼ道を歩く阿部。
ちょっぴりくもり空。でも空気がおいしい!
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Circle of pieces -プティローブノアーからつながるコトゴト
DATE:PLACE
・2016年7月20日(水)〜 8月1日(月):伊勢丹新宿店 3Fウエストパーク
(ISETAN ONLINE STORE にて一部先行販売中
> http://isetan.mistore.jp/onlinestore/spcl/0156163/list )
・8月5日(金)〜 :恵比寿の直営店 petite robe noire / online boutique
・8月10日(水)〜 8月16日(火):大阪ルクア1100 4F 伊勢丹クローゼット
・8月10日(水)〜 8月16日(火):銀座三越3F Le PLAYCE