プティローブノアーのコスチュームジュエリーをご紹介する時には「重ね付け」を外すことができず、多々画像で重ね付けの様子をご覧いただくことがあります。
ピアスはホールの位置が固定されますのでなかなか叶わないのですが、イアリングはクリップタイプなので 使い方から生まれるちょっとした違いから、思わず楽しい発見が生まれます。
今日はそんな「イアリング重ね付け」の工夫ポイントをいくつかご紹介いたします。
【イアリングの位置】
イアリングを着用するときには、顔の輪郭に近い位置でイアリングをとめてあげるとスッキリ着用することができます。逆に輪郭から離れると顔が間延びする感覚を持つことがあります。イアリングの形・大きさによってバランスが変わりますので、ぜひご自身がしっくりくるイアリングのポジションを探してみてくださいね。
▲シェルのイアリングを輪郭に近い位置で配置しました。
もう1つの3粒パールイアリングは輪郭から離れたところに重ねました。自分で真横から見ることはできませんが、周りの人からはこのような様子で重ね付けを見られていることになります。
【重ね付けの隙間】
▲まったく同じ2つのアイテムですが、3粒パールイアリングを輪郭寄りにスライドさせて2つのイアリングの隙間をなくしました。見え方はまるで1つのデザインイアリングのようです。
重ね付けは隙間をなくすと「どうなっているのだろう?!」と思わせてしまう、とても楽しい見え方に変化します。
【今日はどっちかな】
2つのイアリングを内側につけるか、外側につけるかだけでも見え方が変わります。
▲星のイアリングを外側につけました。
イアリングは耳のフィットが重要ですのでデザインに対して安定するポジションを探して見てくださいね。
この場合ちょっぴり星が耳から飛び出て可愛らしい感じにフィットしました。
▲星のイアリングを内側につけました。
外側につけるよりも2つのイアリングが輪郭寄り近い位置なので、ご自身で鏡を見ると こちらの方がスッキリと感じられるかもしれません。星の位置を縦型にして、キュッとコンパクトなデザインになっています。
今日はイアリングをどんな風につけようかな と気分で選んでも楽しいですね。
余談になりますが
わたし自身がピアスホールを閉じてしまったのでデザインする時は「イアリング」と「ピアス」の両方をおつくりしています。イアリングとピアス両方で デザインバリエーションを揃えているところが多くないようなので、お客様から喜んでいただけることがうれしいです。
ピアスの方も ホールを活かしながら 重量感あるデザインのものはイアリングとしてお選びになり重ね付けお楽しみいただくこともあるようです。
お顔周りを華やかにする耳飾り、自分にしかわからない違いでも楽しみが増えるとなんだかうれしい気持ちになりますよね。
そんなうれしい気持ちの発見をプティローブノアーのアクセサリーで感じていただけることがあったら最高だなぁ と作り手の勝手な妄想は思っています。