先日からスタートした「petite personal style」(プティ・パーソナルスタイル)。
オーダーくださったお客さまに合わせてわたしがコーディネートをお届けさせていただく企画です。
いったいどんな流れなのだろう…?
どんなものが届くのかな。
どんなポイントでお届けものを選定するのだろう 。。。
実際にオーダーくださり、カルテを拝読しながら選ばせていただいたコーディネートをYOSHIYO Diaryの中で少しずつご紹介させていただきたいと思います。
本日ご紹介のお客様は
「固い雰囲気の職場なので、シンプルな服が多いです。ですが少しでもお洒落で軽やかなコーディネートになれば嬉しいです」とカルテにメッセージをくださったお客さま。これまでわたしも店頭で「職場につけて行くことができる 派手すぎず、職場で浮くことなく でもきらりと気持ちの高揚を感じられるアクセサリーを探しています・・・」と、ご相談いただいたことを思い出し、今回は「職場でも使えるアクセサリー」を軸にコーディネートを考えさせていただきました。
コーディネートの着地:アシンメトリーイアリング、ラインストーンの揺れるイアリング、シルク紐の長さが変えられるネックレス、合計3点を選ばせていただいています。
職場では あまり大きいサイズの装飾品は気持ち的に落ち着けない という方もいらっしゃるかと思います。大ぶりではないのに存在感あるデザインとして、こちら。キラキラが4つ揺れるお耳飾りを一番最初に選定させていただきました。
このお耳飾り、ラインストーンは4つ連なっていますがギラギラしすぎない色合いが特徴です。その理由は「メタル」色(キラキラのゴールド色ではない)というところにあります。
お客さまがすでにお持ちくださっている、シェルのイアリングとの重ね付けしてみると、ちょうどシェルの金具がゴールド色なので色合いの違いも比較いただけるかと思います。メタル色の金属がやや控えめなお色としてご覧いただけますでしょうか…? パール付きのお耳飾りをお持ちくださっていたので、あえてラインストーンだけのものを選んだことで、コーディネートの幅が広がることもお客さまへお届けしたかった理由の1つです。
職場で2つの重ね付けはちょっと…というときは、お耳飾りはお一つずつ使っていただいて、会食などのTPOに使い分けての重ね付けの出番があるとひと工夫が際立って良いかもしれませんね。
すでにお客さまがお持ちくださっているプティローブノアーのアクセサリーを拝見して、やさしい雰囲気の選択をされている印象を持っておりました。さらに「少しでもお洒落で軽やかなコーディネートになれば嬉しい」と書いてくだったお客さまの言葉を選ばれるセンスの良さに後ろ髪を引っ張られる思いがありまして(お客さまのお言葉には「職場に付けれるような〇〇」というご指定はなく、とても自由なマインドをお持ちの方のような気がしたのです)
わたしの勝手なチャレンジで、アシンメトリーイアリングを選ばせていただいていました。最近は随分と職場の装いも自由になりつつあり好きなものを身につけられる幅が広がりつつあると思います。ちょっとでも冒険が許されるようであれば、お客さまにぜひ着けてみていただけたらいいなと思ってしまって、どうしても諦める事が出来なかったおまけアイテムです。
アシンメトリーイアリング、もう片方のお耳はこちら。
左右違うデザインのアシンメトリー(片方は小さいサイズのパール・もう片方はメタル色のモチーフ)と言えどアバンギャルドに偏ることなく意外にさりげない華を添えてくれる存在となります。
左右のイアリングを1つの耳に集約させるとこんな感じ。
クリップのイアリングは、イアリング以外の使い方として薄手ニットなどの襟元にクリップしてブローチのようにお使いいただいても素敵です。もし職場でお耳元に着けるのが難しい場合は、そんなブローチ風の使い方でお洋服を引き立たせてみてくださいね。どこかの回で、イアリングをブローチのように使う使い方もご案内できたらと思います。
最後にシルク紐のネックレスのご紹介。
アシンメトリーイアリングとコーディネートしてみました。
こちらはお客さまがお持ちくださっている淡水パールのネックレスとの合わせです。このネックレスはシルクリボンで長さ調節いただける所が特徴になっています。
ここでは短めに結んでいます。
今度は長めに結んでみました。
シルク紐は肌触りがよく、お仕事・作業中で気になる事が少ないネックレスです。金属面積も少ないため華美になりすぎず、さらに長さ調節もできるのでお洋服の襟元との絶妙なバランスをとりながら、使い回せるところもうれしい感じです。ニットのVネック、クルーネックに合わせて長さを調節されてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
今回は「職場でも使えるアクセサリー」というテーマでコーディネートに取り組ませていただきました。わたしは長年大ぶりな装飾品を身につける日々だったので、慣れてしまった感覚がお客さまのリクエストから大きく外れていないと良いな…と思っているのですが、もし使いにくい事があればどうぞお気兼ねなくお問い合わせくださいね。1日の大半を占める「働く時間」の中で、自分らしい装いが出来たり、気持ちに張り合いが出るものを持てる事ってとても大切だと感じています。うれしい気持ちでいれますものね。うれしい気持ちがたくさんある方がいいですものね。