21日の祝日は所用があって、 ものすごく久しぶりに中目黒へ足を運んでいました。
ふだん（目的地にまっすぐ向かうが基本）ブラブラ歩くことがなくなってしまって、この時期の 目黒川通り沿いの人の多さを今頃知るわたしは、自分自身の浦島太郎状態に驚きを隠せませんでした。
こんなにたくさんの人が桜並木を見に来るんだなぁ…！
残念ながらまだ全然桜は咲いていない枝木の中なのに、お花見ムード全開で楽しんでいる人たちを見て、わたしの方はというと朝から飲んでいないコーヒーが飲みたくなりました。歩く道沿いで探したのですがどこも行列… そしてものすごい人の多さにちょっぴり気後れもしてしまって、結局わたしは安全パイの「いつもの」道に帰ってゆくのでした…。そう、安全パイで落ち着くのは長年お世話になっている街「恵比寿」。
「コーヒーだったらここ」という場所が２つほどあります。中目黒からの帰り道には「カフェ・ヴェルデ」が その場所で、プロだなぁと思う場所にはいつも通いたくなってしまう。す〜っと吸い込まれるようにカフェ・ヴェルデへ入店。マスターのいつもかわらない笑顔とさりげないこころ配りが身にしみます。昔からコーヒーを大切にしています、という感じが店内からも感じれる貫禄。歴史や時間の積み重ねはお金では買えませんね。新しいものでは手に入らないものがそこには存在します。
昔わたしの母がよく作ってくれた「レアチーズケーキ」によく似た味のそれがヴェルデにはあって、濃いめのコーヒーとチーズケーキを堪能して帰ってきた1日でした。