19.03.23 YOSHIYO Diary

petite personal style ⑧ < YOSHIYO Diary >

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本日ご紹介のお客様は
普段からプティローブノアーの「重ね着け」を上手に取り込まれている 重ね着け上級者さまです。お客さまにご記入いただく「カルテ」には、とても素敵なコーディネートの画像がたくさんあり「重ね着けが好きなのでpetite らしく楽しくなるコーディネートでお願いします」と メッセージいただきました。またコーディネートを組ませていただくにあたって「古着が好き」という一文はわたしにとって大きなキーポイントです。

「お手持ちのアクセサリーをより楽しく、カジュアルなお洋服に重ねるコーディネート」が 今回の軸となり組み合わせを考えさせていただきました。

「コスチュームジュエリー」の由来はいくつか唱えられていますが、そのむかし まだ ジュエリーが限られた人のものだったときに その大きな宝石を着けて人前に出ても盗難に遭わないよう、本物に似せたフェイクジュエリーを作らせ身につけたことが1つにあるといわれています。

西洋服飾史と合わせて考えても、クラシックなハイジュエリーデザインがコスチュームジュエリー起源と考えられるので 装い方も自然な流れにより、ドレス(ワンピース・フォーマルドレス)とコスチュームジュエリーの相性はとてもよい鉄板ルールのようなところがありますよね。

そんなルーツを知りながら、わたしは「今の(ドレッシーな合わせ方以外の)洋服」に合わせる楽しさを求めてプティローブノアーをはじめました。型にはまらず、自由に装う楽しみを感じたかったからです。クラシックの枠を飛び越えて、様々な素材を上品に遊びこころを忘れず「今の気分の洋服」と合わせられたら素敵です。

本日のお客さまはプティローブノアーのアイテムのほとんど全てのベース素材をお持ちくださっていたので「これがあったらよりコーディネートの幅が広がりそうだな」と感じた3つを選んでいます。素材は主格の「プティパール」「樹脂」「ラインストーン」です。

ここの説明画像では、全て同じドレスで統一した画像になっていますが わたしの頭の中は「カジュアルなお洋服に合わせたとき」もイメージしてコーディネートを組みました。ドレスアップにコスチュームジュエリーは絶対合うので「日常に楽しく取り入れる」の信条に「古着」や「Tシャツ」「ボーダー」(わたしは履きませんが「デニム」も もちろん!)はパーフェクトマッチです。

画像のような 黒・赤・クリアラインストーンの3色でまとめる重ね着けはとてもシック。赤がいいポイントになっていますよね。

手元の重ね着けとして、お手持ちのバングルとぜひ合わせていただきたいなと思ったプティパールとラインストーンの2連ブレスレット。上段の画像にもレザーバングルと合わせてみましたが、プティのアイテムでしたらどのシリーズとも相性がバッチリです。どのブレスレット・バングルとでも合わせてあげてくださいね。

そしてこのブレスレット、じつは

1本ずつをつなげてチョーカーとしても使えるんです!
ブレスレット同士をつなげてあげるとネックレスになる裏ワザです。

首回りが単色の時は耳元に鮮やかな色を添えると両者が引き立ちます。
もう1つのポイントはパール。
首まわりと耳元1粒のパールでポイントを作ってみました。小ぶりなパールなのでさりげないポイントになっています。

「素材をまとめる」も重ね着けのコツかもしれません。
パール同士でまとめる・ラインストーン同士でまとめる・または色でまとめる。重ね着けをするときには1つテーマを置くと考えやすくなる気がします。

この画像では、首元はラインストーン・パール 耳元はブルーのグラデーション・パールでまとめてみました。

いかがでしたでしょうか。

今回は「お手持ちのアクセサリーをより楽しく、カジュアルなお洋服に重ねるコーディネート」を軸にご提案させていただきました。お客さまがお持ちくださっているプティコレクションを拝見しながら、コーディネートをご自分のものにされていらっしゃる様子が伝わってきてとてもうれしかったです。お洋服との組み合わせも添付くださった画像からわたし自身の勉強になりました。ありがとうございます。もし何か不具合などございましたら、お気軽にご相談いただけたらと思っております。

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