みなさん、こんにちは。アベです。
今日はいよいよ
トライアングル 「メソ・シルバー」シリーズがオンラインブティックに登場します!
「メソ・シルバー」とは?
アメリカ・インディアンジュエリーの作り方を教えたと言われている
シルバー職人に、むかしながらのテクニックで1つ1つ作ってもらっているものを「メソ・シルバー」とプティでは呼んでいます!
古代文明の時間が詰まった
ちょっぴり神秘的なルーツの「メソ」シリーズです。
今日ご紹介するものはトライアングル▲モチーフ。

小さな旗のようなトライアングル。
薄い板からこのトライアングルを1つ1つ切って形を整えてもらっています。
型抜きとは違って(お菓子作りで言う、マドレーヌの型のような抜き型でななく)全て手作業で形を作りあげる技法なので
こんなところが特徴です
1.厚みが薄い=繊細で軽いシルバージュエリー。
2.形が1つ1つ微妙に違う=手作業の跡が残る(機械のような美しさではない)

ボコボコした▲があります。
これはデザインの1つとして、ボコボコにしてもらうよう
1つ1つハンマーで凹凸を作ってもらっているから。
全てツルッとした表面よりも、うっすら凹凸がほどよい表情をジュエリーに芽生えさせてくれるテクニックです!

ネックレスの裏面テクニックも、全て手作業の金具。
アベ的には信じられない作業の内容・・・
ものすごいテクニックだと感服です・・

よく見ると刻印「PRN 925」の印があるのですよ〜
この刻印も
1つ1つを金具をハンマーでたたいて勢いよく打ち付け
印を刻みます。
ラフな感じの仕上がりです。
黒っぽい跡

刻印もそうですが
裏面の隙間には少し黒い粉の跡も見られます。
これは制作過程で使う資材の跡なのですが
現代の道具を導入せず、むかしからの道具だけで作ると
こんな跡も残ってしまうので
「不良!」と思わず手にしてくださる方のお手元に届くとうれしいなと思っています。
シルバーの酸化
シルバー製品に「メッキ」をかける製品もあります。
これはシルバーは空気に触れると「酸化」して「金属が黒ずむ」ため
金属の黒ずみを遅らせるために、シルバー素材の上にメッキコーティングをします。
シルバーなのに酸化せずピカピカが保たれる形式となります。
(金属のメッキに関しては、しっかり説明をして販売をしている
アクセサリーブランドはあまりないため、
メッキされていることすら知らずお持ちになられている方も多いかと思います。)
ヴィンテージ品・アンティーク品、ぶこつなデザインを好む私は
シルバーの酸化も良しとして好んでいますので
プティの「メソ・シルバー」は、過剰な加工は施していません。
シルバークロスで磨けば、またシルバー色に戻るのですが
磨かない場合はシルバー色が黒ずんでいきます。
でもそれもとっても良い・愛着のわく経年変化の楽しみだと思っています。
(再び繰り返しますが、
過剰な加工をしていない「メソ・シルバー」も、シルバークロスで磨けば、
またシルバー色に戻ります!
ただそのペースがメッキをかけているものより早いサイクルということです)
ヴィンテージのかっこいいインディアンジュエリーはその分類です。
ピアスのポストとイヤカフの金具

シルバーの金属をとてもプリミティブな形で(原始的に)成形するため
金具自体は比較的やわらかく
ピアスのポストやイヤカフの金具は
曲がりやすさもあります。
ピアスのポストは
もしご利用いただいて使いにくいところが出てきたら
お気軽にご相談してくださいね。
スタッフ間でも使用していますが シリコンキャッチとの相性が悪いので
シリコンキャッチを使い続けていたらポストに負荷がかかり
折れてしまったというケースがありました。通常に使っていただく分には問題ございません。
イヤカフの金具は、意図的に柔軟性のあるものにしています。
実は「形が崩れても良い」とお考えいただくくらいが一番
楽しくお使いいただけますよ~
イヤカフのフィット感を自由に調整できるからという理由のほかにも
金具を広げてピンキーリングとしても使えるお楽しみもあるからです!


古代文明の時間が詰まった
ちょっぴり神秘的なルーツの「メソ」シリーズ。
手作業のあとを愛してくださる方にはぜひご覧いただきたいシリーズです。

*このシリーズはハンド刺繍のポーチに入っています!
それではどうぞ「メソ・シルバー」お楽しみください!
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ご質問などありましたら
気軽にラインで聞いてくださいね。